「 大阪国 」

 03, 2016 10:32
「 このことは 誰も知らない。
      五月末日の木曜日  午後四時のことである。
                         大阪が 全停止した。 」

これは、映画にもなった 万城目学の著書「プリンセストヨトミ」の前文です。

ストーリーは 大阪夏の陣で敗れた豊臣家の末裔を
現在でも大阪の人達が守っていて、
大阪城の地下に長いトンネルのある国会議事堂と「大阪国」を建国している話です。

その舞台となるのが、昔の大阪城の堀の上に作った 
ごく普通の商店街 「空掘商店街」だ。

私が小学生まで住んでいた、マンションの下にあったのが
その「空掘商店街」だった。
 
Karahori 7


長い坂道を挟む様に 古い商店が建ち並び、 
スーパー・うどん屋・お好み屋・じゃこ屋・駄菓子屋などが
ぎっしりと軒を連ねていた。

ストーリーでは、その商店街の真下に大阪城へと続く
長い地下トンネルが存在する。 

私の小学生時代、この商店街はまさに庭であり、遊び場だった。
同級生と走り回り、店のオバチャン達にお菓子を貰ったり、
とても思い出のある場所だ。 

狭い通りに びっしりと軒を連ねる店々は 
前を通るたびに和菓子の甘い匂い、肉屋の揚げたてのコロッケの香り、
内装屋の新しい畳の匂いなど 次々と変わる色んな香りが楽しかった。
 
映画では 主演の綾瀬はるかさんや堤真一さんらが歩いているのが
何やら不思議な気分だった。 

Karahori 12


中井貴一さん演じる大阪国総理大臣が経営する 
お好み屋「太閤」 のある場所は
本来なら よく食べに行っていた中華料理屋だったりと、
映像を見ているだけで場所が手に取るように解る。

住んでいるときは何気ない風景だったが、まさか地下にあんな
トンネルがあったとは (フィクションだけど・・・)

もし 鹿児島の地下に「鹿児島国 国会議事堂」があるとしたら
どこにあるだろうか?

桜島の下か?  さぞや暑かろう・・・(;´Д`A


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